地ビールの歩み
戦後の日本は、ビール作りは大手メーカーの独占状態でした。
小規模な醸造が認められるようになったのは、なんと1994年のことでした。
流行語にもなった「規制緩和」という言葉はビール業界にも入ってきたのです。
しかし、大手ほど大量生産できないので、値段が高騰する、また大手が長らく独占してきたため味があまり美味しくない、と最悪なイメージが広がりました。
そんな逆風を受け、多くの小さな醸造所が店をたたみましたが、今日まで続いている地ビールたちは独自のブランドを持ったものが多くなりました。
また地ビールから「クラフトビール」に移行したのもこの地ビール業界が盛り上がっている大きな背景と言えます。
こんな背景があり、クラフトビールは今少し高いが味が美味しいに変貌を遂げ、都内でも多くのクラフトビール専門店がみられるようになったのです。
※2月14日のバレンタインに、まだあげるものが決まっていない人にぜひ地ビールをお勧めします♪
地ビールことクラフトビールのおすすめ
では早速飲んで美味しかったビール達を紹介していきます。
サンクトガーレン
今多種多様なクラフトビールが飲めるようになった立役者のクラフトビール。
アメリカでビールを作り、日本に逆輸入し規制の穴をついていたのがこのビールの始まりでした。
これが日本で取り上げられ大きく議論になったのが、1994年の規制緩和のきっかけです。
バレンタイン用に作った「インペリアルチョコレートスタウト」でブレイク。
ボジョレーに合わせて作る麦のワインなど、飲まれるシーンを明確にしたビールが持ち味です。
通常のビールとは売ってかわる甘いビールにご注目!
スワンレイクビール
「新潟から挑戦」をキャッチフレーズに作られている、名ビールです。
越後のこだわりの名水で作られており、新潟から発信することを強く意識されています。
1998年のインターナショナルビールサミットでこのアンバースワンエールが金賞を受賞し、国内外の様々な賞を獲得しました。
ホップの柑橘系の香りが楽しめ、カラメルの甘味と香ばしさもあるこのスワンレイクビールは、ミディアムボディであり、苦味の余韻につかりながらゆっくり味わえるのもポイント。
コエドビール
デザイン性を高めたビールの美しさを最大限に表現している埼玉のクラフトビール。
埼玉県の川越で作られており、趣深い街並みは「小江戸」と呼ばれていました。
会社名をコエドブルワリーにし、ドイツのビール職人を呼んで初め、10名柄ほどラインナップを展開。
2006年に転機が訪れ、地ビールの呼び方をクラフトビールに変更。銘柄も5つに厳選。
海外のビールコンテストでも優秀賞を叩き出し、今、日本で最も熱いビールと注目を集めている。
ベアードビール
日本人の職人魂クラフトマンシップに見せられたブライアン・ベアード氏が2000年に静岡に設立した、ベアードブルーイング。
モットーは「ビールを祝福する。」」
ビールを祝福し楽しむことが人生を豊かにするという信念が貫かれており、自由なビール作りが評判。
2010年のワールドビアカップでなんと金賞を3つも受賞し、大きく評判になったこのビールは、飲めばわかる深いコクと味わいが特徴です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
2月と言えば、バレンタイン。
定番のチョコではなく、少しトリッキーなクラフトビールの贈り物は、相手のハートを落とすことは間違いなし!
お酒好きや、甘いものが苦手な人にあげるギフトは是非クラフトビールで♪
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